をいっ!

久々にテレビに向けて声を出して突っ込んだ
郵政民営化法案で自民党内がゴタゴタしてる昨今,郵政問題以外の政策を殆ど存じ上げない自民党荒井広幸参議院議員が今日も今日とて郵政民営化法案についてコメント.
曰く「(党幹部は)皆,郵政民営化と引き換えにポストをもらった人たちですから」(不正確)
「オマエは公認もらったんちゃうんか!」
荒井氏には荒井氏の言い分が(公認についても郵政法案反対についても)あるでしょうが,閣僚の方が仮に民営化と引き換えにポストをもらっているとしても,荒井氏と同様,それぞれ言い分があるでしょう.
話変わって—人権擁護法案郵政民営化法案は通るでしょう.解散もなし.根拠は殆どないけど.
根拠がないと言えば・・・ここの所,次期総理は福田康夫代議士(前・官房長官)という神だかアンドロメダ大星雲辺りからの啓示が降りてくる.
この手の,客観的状況からある程度は推測可能で,かといって不確定要素が多すぎるて100%当てられるわけはない事柄,例えば選挙結果とかについての直感(啓示)はなぜか当たるコトが多いのだが,さすがに今回の次期総理はなさそう.ちなみに,勿論,安倍晋三代議士(前・官房副長官)もないと思う.
派閥関係は詳しくないが,確か福田氏は森派のはずで,さすがに次も森派というのは無理だろうというのが1つ.(安倍氏森派だったかな?)
もう1つ,安倍・福田両氏がなさそうな大きな理由.現実的に次期総選挙の争点はまず間違いなく憲法改正に,少なくても争点の1つは憲法改正になり,最低限国民投票法案,下手すると憲法改正国民投票まで行くはず.
国民投票法案は(上手くいけば小泉氏の任期中に)通るだろうが,本題の憲法改正で議会の2/3を取れなかったり,国民投票で否決された場合のダメージがデカすぎる.もちろん通れば歴史に残るが,結果的には通るとしても一筋縄ではいかないだろう.
そう考えると,「有力候補」や「人気」があるとされている人はなさそう.
自民党内でも憲法改正については急進派と現実派に分かれるわけで,自民党の次の目標が,何が何でも憲法改正となれば(なるはず),

  • 森派以外(上記理由)
  • 現実派(民主・公明を慮って)
  • 「中二階」(花道)
  • 抵抗勢力」じゃない人(腐っても「小泉人気」.「抵抗勢力」じゃ憲法改正の前に選挙で負けそう)
  • たぶん我々が名前を聞いてもピンと来ない程度の知名度の人(ようは「人気」に少し劣るが,「悪評」もない人)

あたりが有力?誰と言われると困るが・・・
一方で,逆の理屈で安倍氏で猪突猛進,そのまま英雄へという線も一概に否定はできない.しかし,「政権準備党」とやらを自認する民主党としては,人気のある安倍氏憲法改正まで通されたら,一生野党暮らしが確定するようなモノなので,民主党の賛同が得られないのではないだろうか.それとも憲法改正のついでに政界再々編成か?
仮に再々編成なら,社民・共産・公明にはご退場いただきたい.
とはいえ現状から彼らを差し引いた保守二大政党(自民・民主)もご遠慮いただきたい.
かといって保守・中道(革新?)の完全二大政党でもなく・・・

  • 自民右派に民主の一部を加えた保守政党
  • 自民中道・反主流(数的に,今の小泉組)に民主の大部分を加えた中道(よりちょっと保守より)政党
  • 第三党:自民左派・民主の一部,無所属などによる(共産主義や????や理想主義を排除した)革新政党,または「緑の党」的な一点突破主義小政党(現実的な争点で・・・)

といった感じの,ゆるやかな二大政党制が理想かな.
憲法改正は第一党・第二党(どちらがどちらでもよい)で通してくれればいいし,政権は基本的に第三党(以下)がキャスティングボートを握るような状態・・・無理だな.

さてズイブンと話が飛んだが,いつもどおりの直感があたるか,珍しく論理的な予想=へ理屈が当たるか.
とりあえず,小泉氏は任期内に国民投票法案を通していただきたいところ.これも無理か・・・