選挙特番

  • なにげに,NHKの当確が先頭を走ってる,意外。何かが変わった? 単に「無党派層」と「風」の影響が強過ぎて,NHK人海戦術が優位を取っただけか?
  • 自民:文句無く「勝利」。ただし,前述のように,取り過ぎたせいで,却って今後(小泉後)への不安が増した気がする。
  • 民主:問答無用の「敗北」。<政界再編>の代わりに<民主再編>が起こりそう。尤も,小選挙区制では容易に逆転が起こり得るので,民主党内で<骨太の改革>を行えばまだ未来は見える。
  • 公明:消極的敗北。万が一,次期参院選で同様の結果になると,存在意義がなくなる。尤もより政策的に近い公民社連立野党という実態に即した勢力図を志向すべきかもしれない。
  • 共産:消極的勝利。社民の議席を奪えなかったのは痛いが,民主の議席・得票を奪えたのではないだろうか。ifの話をしても仕方ないが,前衆院選,前参院選の流れを見れば,更なる議席減は必至だったはず。
  • 社民:圧倒的勝利。下手すれば議席0の可能性すら(解散当初,期待も込めて)予想された*1中での現有議席確保。正に<圧倒的>勝利。個人的には予想が的中して欲しかったが…
  • 国民・日本:論外
  • 無所属造反組:個々人は「勝利」していても,「勝利」した人も大局的に見ると「敗北」
  • 民主党の方々が見ていて哀愁を誘うのは当然なんだが,むしろ,革新・民主支持系のコメンテーター・評論家は哀愁どころじゃないものを感じる。さぞかし無力感にさいなまれているのだろう…

*1:選挙戦中から共産党と違い,民主党に擦り寄るような政策を惜しげも無く(多少オブラートにくるみながら)披露していたし,民主党の自滅がなければ(初期=解散直後)予想は当たっていたと思う