軽口

疲れたので—長文をカットしたのでその大部分が徒労…—軽口

踊る大捜査線

前(いかりやさんが亡くなった時?)にもテレビで見た記憶があってその時の感想は「カットしすぎ」.
実際にカットされていのかは分からないけど,とにかく,「繋がってねーヨ」って感じだった.勝手に,細かいネタ兼細い伏線のシーンがカットされたのだと思い込んでいた.
で,昨日の放送.「完全版」とのことなので,多分,ノーカットだったんじゃないだろうか.(それともカットの追加があったのか?)
感想.「繋がってねーヨ」

  • 地下にいる人の書き込みが甘い(ラストの方で周りと打ち解けているシーンが無駄に感じる).ただ,これは多分,撮影だけして(上映時に)編集されたカットがあったわけではなく,脚本辞典からあの程度の扱いだったんだろう.前半の出演シーンでの演技が足りないのかも.
  • 青島(織田裕二)がレインボーブリッジに来る2回目のシーン(ラスト直前).警官氏が「閉鎖できません」と言って,青島が走り出した後,確実に1シーン—撮影−上映の間に—カットされてるんじゃないだろうか.カットされたと予測するシーンは,警官氏が青島が走り出したコトを本部に報告→室井(柳葉敏郎)のアップ*1.こうでも考えないと,青島のその後のセリフが(脚本の中で)浮きすぎだし.ただ微妙なのは,このシーンがあると,SATの登場と体調のキメ台詞はインパクトが無くなる.どうなんだろう
  • CMでも使われた「血が足りません」の前.1カットくらい,青島がそのことを知るやりとりがあったんじゃないの?いかりやさんの最期のテレパシーが届いたのか?

何か,他にもイロイロ思ったけど一晩寝て起きたら忘れた.
こういうのって裏話本みたいのとかファンサイトを見たら書いてあるんだろうか.オレの場合,ドラマはドラマ,漫画は漫画,つまりその作品本体のみで完結してくれる完成度の高いモノが好きで,裏話本とか数人が膝詰め合って語り合わなければならないような情報が不十分な作品は好きではないので,その手のモノにあまり需要を感じない.上記,踊るについても,別に実際の所を知りたいとは思わない.こうやってせん無き考えを巡らすのがオレなりの楽しみ方—踊るは,少なくてもテレビのレギュラーシリーズ及び最後の1本を除くテレビスペシャルは,そう言った楽しみ方が出来る完成度があった.The Movie 1は付き合いもあって劇場で見たが,踊るの特色の一つである—と思ってる—音効が,劇場の音響設備に負けていた.先々週,テレビでモノラルにして見たら,まあ楽しめる.The Movie 2はテレビでしか見てないが…織田裕二の「番組の後にお知らせが…」が別作品でよかった.
話かわって,ファンサイトとかを頼らないオレの,唯一といっていい例外はファイブスター.コミックスで一気読み派のせいもあって—というか何て雑誌で連載してるのか知らない(すぐに調べられるだろうけど…)—読むたびに人の名前やモータ=ヘッドの名前を忘れてる.これを読むには,ファンサイトが必須.ブックマークに入ってる唯一と言っていい,エンターテインメント系サイトでもある.で,今リンクつけようと思って—確認の為—久々に見に行ったら無くなってる…

NHK杯

ん〜,なんかグダグダ…と思ったら,感想戦で行方氏の読み筋を聞いて「さすが」に感想を変更.
正直,三浦氏の解説はチョット…どっかの棋戦の控室での「検討」ならあれでいいんだろうけど,私のようなド素人も多数見ているはずのテレビ棋戦なので,モチっと「解説」してほしいな

放送事故

見てることを公言しにくい「たかじんのそこまで言って委員会」を見てたら,途中で2回程トラブル.

  1. CM入りで画面がグレー一色に
  2. CM中.あるCMから別のCMに変った瞬間フリーズ

番組が番組なだけに,「テロの前兆か?」と一瞬軽く思った(かもしれない).
放送事故見たのは生まれて初めて.
内容はまあありきたりというか予想どおり.橋下徹氏と崔洋一氏の「議論」は優劣以前に,全く論点・視点が異なり,噛み合ってなかった.
同じ靖国を扱った会なら,橋下氏と田嶋陽子氏が二人そろって法律に関する無知をさらけ出した過去の放送の方が面白かった.(正確には,橋下氏は「無知をさらけ出した」わけではなく,敢えて自身に不利な判例・法理論を提示しなかった.田嶋氏はそこを突けなかった.尤も,今日の最初の部分で書いた内容から言えば,橋下氏の発言がカットされている可能性も—前後の繋がりから殆どないが—否定はできず,「無知をさらけ出した」と断定・論評するのは早計だろう.しかし,仮にも法律家が,原告団などの政治的意図を批判する文脈ではなく,憲法における「政教分離」を説明・解説する文脈で,伊勢と靖国を同一視してしまっては,やはり法律家としての信用は勝ちえないだろう*2.)
そう言えば橋下氏の解釈では「アムネスティ条項」は「慣習法」の枠を超えて一種の「自然権」なんだろうか.一般に,成文法(SF講和条約)は慣習法(アムネスティ条項)に優位するんじゃないのか?*3
つか,この番組はいい加減,「SF条約破棄運動」とかに傾倒してみたらどうだろう…
いつの間にか「放送事故」の話じゃなくなってる.看板に偽りあり.

参院予算委員会@2005-10-05

今日の日記を書きながら聞いてた.

質問(民主党?)
小泉総理の最重要側近である山崎拓衆議院議員が…検察審査会から…
答弁(細田官房長官
山崎議員が「最重要側近」であるとは認識しておりませんで…

場内大爆笑.オレもモニタに唾を飛ばした.

*1:レインボーブリッジ閉鎖命令までは撮らないはず

*2:目的効果基準」がある以上,同じ「神社」であっても,参拝の目的・効果が異なれば結論も変り得る

*3:無論「講和条約は一般に,対等な立場では結ばれず,戦勝国に常に節度が期待できるわけではない,だからこそアムネスティ条項」という考え方はあり得ると思うんだが…とりあえず橋下氏の説明はよく分からない