メモ2

これはアカン

スナック女性客に「デブ」、侮辱罪で大月市議に拘留刑

スナックで女性客を「デブ」とけなしたとして、侮辱罪に問われた山梨県大月市大月町、同市議小俣武被告(55)の判決が19日、都留簡裁であった。
丸尾真実裁判官は「人格を無視した卑劣極まりない言動」として、求刑通り拘留29日を言い渡した。甲府地裁によると、侮辱罪で拘留刑が言い渡されるのは珍しいという。
小俣被告は公判で、一貫して「見ず知らずの女性にそんなことを言うはずがない」と主張しており、判決後、「冤罪(えんざい)の典型だ」として控訴した。
判決によると、小俣被告は2004年9月30日夜、知人男性と大月市内のスナックを訪れ、居合わせた客ら10人のうち初対面の20歳代の女性客に対し、知人男性とともに数回「デブ」などと言って侮辱した。
女性客が被害届を出し、大月署が2人を都留区検書類送検していた。
丸尾裁判官は「初対面の女性に、身体的特徴を挙げて侮辱した責任は軽視し難い。歓談を楽しんでいたところ、唐突に『デブ』などと言われた被害女性の感情は察するに余りある」と述べた。
小俣被告は市議一期目。知人男性も侮辱罪で在宅起訴されたが、公判で発言を認め、科料7千円の有罪判決が確定している。
(2006年1月19日21時20分 読売新聞)

初対面の人間に(面と向かって)「デブ」と言ったことはないしこれからもないだろうが ―旧知の間柄の場合はあるが…― ,「ブス」「不細工」と言うことはよくあるので,ちょっと不安な判決。
「初めまして大阪花子です」「どうも初めまして東京太郎です。ブサイクですね」普通の挨拶のつもりなんだが,後に大阪花子さんから「あの時は死のうと思った」とか「1年はアナタに心を許せなかった」と言われたコトもあるので,言われてみれば侮辱罪かもしれない…

鬼頭元判事補の上告退ける決定、読売の勝訴確定

ロッキード事件の際の「ニセ電話事件」に関連して裁判官を罷免され、「宮本身分帳事件」で有罪判決を受けた鬼頭史郎元判事補(72)が、愛知県弁護士会に入会申請したことを報じた一昨年7月の読売新聞記事でプライバシーを侵害されたとして、読売新聞社側に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(島田仁郎裁判長)は19日、鬼頭元判事補の上告を退ける決定をした。
この訴訟では、発覚から28年が経過した著名事件の実名報道が許されるかどうかが争われ、1審・名古屋地裁は「プライバシー侵害に当たる」として30万円の賠償を命じた。だが2審・名古屋高裁「歴史的、社会的事件の当事者の社会的活動に対する評価のために実名による前科報道が許される場合がある」として1審判決を取り消していた。
今回の最高裁決定により、読売新聞社の勝訴が確定した。
(2006年1月19日22時10分 読売新聞)

ローソンの「ゆうパック」差し止め、ヤマトの請求棄却

コンビニエンスストアのローソンで取り扱っている郵便小包ゆうパック」のサービスが、独占禁止法で禁じる不公正な取引にあたるとして、宅配便最大手のヤマト運輸(東京都中央区)が日本郵政公社に対し、ローソンとの委託契約の撤回や不当廉売の差し止めなどを求めた訴訟の判決が19日、東京地裁であった。
市村陽典裁判長は、「不当に安い料金で提供されているとは言えず、原告の事業活動を困難にするほどの損害を与えているとも認められない」と、請求を棄却した。
ヤマト運輸は、「優遇措置を受けている郵政公社が、民業を圧迫して業務を拡大するのは不当」とも主張していたが、判決は、独禁法は、民業圧迫に該当するかどうかを考慮するものではない」と退けた。
ヤマト運輸の話「今後も、民間との競争条件が整わない中での、公社の業務拡大には断固反対していく」
日本郵政公社の話「判決は公正妥当。引き続き利便性の向上に取り組んでいく」
(2006年1月19日22時6分 読売新聞)

大阪の学生無年金訴訟、請求を棄却…原告側は控訴へ

学生時代に障害を負いながら、当時、任意加入だった国民年金に未加入だったために障害基礎年金を受けられなかった近畿地方の10人が、国などを相手に、年金不支給決定の取り消しと1人2000万円の国家賠償を求めた「学生無年金障害者」訴訟の判決が20日、大阪地裁であった。
西川知一郎裁判長は「立法府裁量権の範囲内で、憲法に違反しない」として請求を棄却した。原告側は控訴する方針。
(2006年1月20日12時47分 読売新聞)