PC乗り換えメモ

せっかくのブログ…というか日記なので,愚にもつかない,賞味期限つき,かつ私的記事
今使ってるMacの調子が悪くなって&昨年末あたりから買い替え意欲が湧いていて,最近のMac動向を調べた,メモ。

Mac本体

ハードウェア構成は変わっても,基本的な価格帯は長らく変更なし
下位(dual2.0): ¥250,000; ¥260,000*1
中位(dual2.3): ¥300,000; +¥50,000*2
上位(quad2.5): ¥400,000; +¥100,000/+¥150,000*3
で,半年強でラインナップが一新されるのも長らく変更なし*4
問題は,次期ラインナップがクロックアップ(+eSATAポート追加?)になるのか,いわゆるintel Mac(個人的な呼称は"Mac Hexa"*5 )になるのかでも異なるが,次期ハイエンド機種の発売時期に予想される,それぞれのオークション売価相場は
下位(dual2.0): ¥120,000;
中位(dual2.3): ¥160,000; +¥40,000
上位(quad2.5): ¥250,000; +¥90,000/+¥130,000
くらい?いずれも,控えめに見積もったつもり…
実際問題,1期前の機種,各期の最上位機種はなかなかオークションにでないので,売りに出せばもう少し上がるかもしれない。なにせ,2代前の中位機種 —メモリの増設量などはあるにしろCPU速度的には現在の下位機種と同等かそれ以下,メモリ規格に差異があり,なによりも拡張スロット規格の差異(PCIPCI Express)が大きい— が現在の下位機種とほぼ等価(やより高値)で売り買いされている例すら見受けられる。*6
尤も,次期MacがG5だった場合にはMac Hexaを期待しての買い控え,Mac Hexa(Intel Mac)になった場合には,旧世代感から上がらないかもしれない。この辺は,主要ソフトのUniversal Binary対応状況などによっても変わるだろう。
ともあれ,上記の売値予想は,下手すれば来年の今ごろ(Mac Hexaは確実に発売されているはず)でも通じるかもしれない。*7
というわけで(純正保証残存||Apple Care加入可能時期である)約1年を目処に次の機種への乗り換えを考えた「価格」は,
下位(dual2.0): ¥130,000;
中位(dual2.3): ¥140,000; +¥10,000
上位(quad2.5): ¥150,000; +¥10,000/+¥20,000
くらい?
深く考えずに数字を出したけど,結果を見てみるとどっかで間違ってそう…
しかし,この辺の売値相場や「価格」は,下位機種と中位機種の間に大幅な仕様差異がある場合*8にも,今回のようなそうでない場合 —現行G5の実質仕様差異はCPUのみ*9— にもなぜか同様で,現行G5でもまあ妥当だろう…
(売却/買替を考えた場合)上位機種に割安感があるが,中古の売値は振れ幅もあるので,用途によっては割高にもなりえる。あとは,以上の「価格」差 —と必要なら次期Macの予想(後述)— をふまえて,最適な機種を…(書きながら結論が出た)

外付けHDDケース

今使ってるUltraATAのドライブはFW800(IEEE1334b)外付けケースに入れて,作業専用ドライブで使い回したい*10
ATA-FW800/FW400/USBの変換チップ性能が悪ければFW800を選ぶメリットはない。用途が限られるなら,安価なFWケース(FW800の転送速度を活かしきれないか,FW400)やUSB2.0でもいいが,今回の場合FW800のメリットを活かせるケースが欲しい。
選択肢としては,eSATA対応カード+eSATAケース(UltraATA-SATA変換)という手もある。しかし,次期Mac(G5にしろIntelにしろ)にはeSATAポートが標準搭載される可能性もあり,現時点ではFW800の方がコストパフォーマンスに優りそう(eSATAを選択した場合,次のMac買い替え時にもeSATAケースは継続使用できるが増設カードは不用に,FW800を選択した場合FW800ケースが不用になりeSATAケースが必要になる=eSATAケースは現在か近い将来の時点でいずれにしろ必要=eSATAカードとFW800ケースの価格比較)。
価格差が微細でチップ性能が高ければ(=将来性があれば),FW800/eSATA両対応のケースという選択肢もある(あるのか?)。


とりあえず,Oxfordチップ搭載を謳っているサイト(ショップ)がチラホラと目に付くので,その辺を中心に調べる。(見つけた順)

メモリも含め,Mac利用者が周辺機器を調べる(探す)時のポイントは,Macに拘らないこと。OS(というよりもハードウエア)の差異に拘らずにベストの商品を探し,最後にその商品が「Mac非対応」でないかだけ確認する(つまり「Mac対応」商品からベストを探す,のではない)*11
結論的にはOxfordは良さげ…というかFW800だと他の選択肢はありえなさげ(FW400やUSB2.0ならコストパフォーマンスもふまえて他の選択肢あり)。
ファンの有無,搭載可能HDD数で幾つか選択肢が別れるが,逆にそれらの仕様が決まれば,商品もおのずと決まる…

ついでに…次期デスクトップについて

一応,Power Mac(G5)は…

  1. 初代発表,2003年6月
  2. 11月,1.8G Dualモデル追加
  3. 2004年6月,ラインナップ一新(2代目)
  4. 2004年10月,ローエンド1.8G singleモデル追加
  5. 2005年4月,ラインナップ一新(3代目)
  6. 2005年10月,ラインナップ一新(4代目,現行)

ときていて,来月(2006年4月中旬〜後半)には新機種が出てしまうのではないか,という「危惧」もある。
尤も,モデルチェンジの際には半年はあまり目安にならず,次期デスクトップがIntelチップ搭載モノなら6~8月にズレ込むことも十分にあり得る。


結論から書くと,来月の新G5(クロックアップ)はない!たぶん…
根拠はPowerPC 970MP(DualCore G5)のクロックアップが進展していない様子だから。
970MPの発表(IBM)からPowerMac G5 qaud(dual core)の発表までのタイムラグは意外と短いが,それでも来月に,新ラインナップ(クロックアップ版)が発表・発売される可能性は,ない,だろう…ご本家のIBM自身が最近発表・発売したサーバががDual Core 2.5Gの970MPを使ってるくらいだし(クロックアップが順調に進んでるならクロックアップ版を積むなり,発表・発売を少しだけ遅らせるなりしたはず)
2004年10月ど同様,ローエンドモデルでお茶を濁すか,Intel MacMac Hexa)への期待感のみでお茶を濁すか…ともあれMacBook Pro, Intel Mac mini, Intel iMacで求心力は十分と見て,無理なグレードアップはしないでしょう,たぶん…


もう1つの結論,来月のMac Hexa(Intel Mac)もない,おそらく…
「とりあえずIntelであればいい」って感じでCore Duo(Yonah)採用のMac Hexaというヘビーユーザには物足りないラインナップを出す可能性もあるが,今年第3四半期に次世代チップが予定されているコトと,そもそも全機種のIntelチップ移行は2007年と予告しているコトを考えれば,ハイエンド機に相当なIntelチップの実用化を待って,今年後半から来年初頭まで待たされるだろう。


Mac HexaがIntelの次世代チップを採用するなら,現行G5の発売と約1年のブランクが生じるので,今年中に一度(おそらく6~8月,またはIntel iBookの発売時期とMac Hexaの開発状況によっては10月頃),次期G5(G5最終型)が発売される可能性は残る(お茶を濁すローエンドモデルの構成が思いつかない…)。
その場合も,IBMの開発事情に依存する部分が大きく,望みは薄いのではないかと思うが。
そもそも,AppleIBMからIntelswitchしたのはIBMクロックアップが期待するスピードに満たないからと言われてるわけで…


最後に,完全に購入する気になった自分の為に…半年があまり意味を持たなかった例をいくつか

  • PowerMac G4(AGP)から同Gigabit Ethernetまで10ヶ月(1999年9月〜2000年7月)
  • 初代G5から2代目G5まで1年(上記参照,間にローエンドモデルの追加あり)
  • 2代目G5から3代目G5まで10ヶ月(同上)

追記:購入済み

*1:CPU以外のスペック(HDDとグラフィックカード)をquadと同様にした場合

*2:下位機種との価格差

*3:下位/中位機種との価格差

*4:半年が目安に過ぎない点,今回はあてはまらなそうである点については後述

*5:Apple, Macintosh, Macintosh ?, Quadraときて,PowerMac。G5までのPowerMacを"Macintosh ?"とひと括りにして,それに続く第6世代のMac(≠第6世代のPowerMac)の意。

*6:もちろん,最後のOS9起動加納モデルであるMDD(≠FW800)は一連の価格考慮から除外している

*7:2004年夏期,2005年前期モデルのオークション相場は,上記の価格と同じかそれ以上(前最上位機種は滅多にお目にかかれないが…)

*8:顕著な例としては初代PMG4(PCIAGP)や初代MDD(システムバスおよびメモリ規格)

*9:初期搭載のHDDおよびビデオカードも異なるが,安価に変更可能

*10:既存のデータは増設内蔵ドライブ(SATA)へ,内蔵の2ドライブベイを使い果たした場合の増設HDDはPCI ExpressスロットにeSATA対応カードを増設

*11:若干の注記として,今回は,外部HDDからの起動が不要。もう1つ,「相性保証」があっても,Macは対象外だったりするので,メモリについては「Mac対応」が意味を持ったりする。