新手のweb bug?
ばけらさんの記事「Web バグは画像とは限らないはず」はその通りで,ごく簡単な例だと例えば,HTML側でブラウザ毎にCSS振り分けしてるサイトとかなら,CSSへのアクセスログだけでも簡易の解析 —ブラウザ比率— はできる。
CGI等でブラウザ毎のCSS書き換えをしてるサイトなんかだと,その実,ついでにユーザ情報してるかもしれない。
クエリ?なくてもいいし,/CSS/id/default.cssとかしてページ毎に異なるCSSを使ってるかのように見せて,実はディレクトリ/CSS/には1ファイルのみ,path infoでidを取得するとか…
そもそも,一般的なweb bugは「フツーのユーザは気づかない」というだけで(ようは「フツーのユーザはHTMLのソースを見ない」ってことなので),CGI側で画像を送信する場合にクエリをつけるなら,CSSを送信する場合にクエリをつけても一緒。
で,本題は,当該記事へのコメント。
CSSだと visited 疑似クラスにビーコンを埋め込むことにより、
どのサイトに訪問したかという情報まで取得できたりもしますね。
これってできるのかな。
[href*='yahoo.co.jp']:visited {background-image:url(/image/hoge.cgi?v=yahoo)} [href*='google.co']:visited {background-image:url(/image/hoge.cgi?v=google)}
とかやる感じだと思うけど…
- 両画像は,リンク先を訪問済みの場合だけ取得されるのか?ブラウザ毎に実装は違うだろうけど,まとめて読み込まれていそうな気がする。
- 仮に,疑似クラス適用時に読み込まれるとすると,
:action
に埋め込んだら,移動先を取得できるか? - それとも何か違う,もっとsmartな方法?
若干,疑問は残るが,面白そうなアイディアではある。
尤も,ここでも他所でも「誰が何を見たがってるか」なんかお構いなしに,書きたいことをダラダラ書き散らしてるだけなので,オイラがこれらを実用することはないが…
※つーかYahoo!のようにユーザの移動を単純な方法でトレースしてても*1,「フツーの人」は気にしないんじゃないだろうか…(神経質なオイラは気にするのでketjapのお世話になってるけど)